

軽度の火傷であれば症状は極表面的なもので、合併症はほとんど起こりませんが重度の火傷の場合感染症を引き起こす可能があります。
受傷後1~2週間後に火傷による細菌感染が問題となり、受傷直後に抗生剤を全身投与すると耐性菌の出現を招く恐れがある為、受傷後2~3日後から抗生剤の投与を開始します。
火傷感染の感染菌は、黄色ブ菌、レンサ球菌、緑膿菌、肺炎桿菌、大腸菌、エンテロバクター、変形菌などが主で、感染の原因菌からでる毒素や外傷や熱傷による広範囲に炎症を起こし、一定の基準の発熱や脈拍や呼吸数の増加、白血球の増加または減少を起こした状態が起こる全身性炎症反応症候群(SIRS)になる可能性があります。
体温が38℃超えているか36℃未満であり、心拍数が一分間に90を超え、呼吸数が1分間20以上で、白血球数が1万2千超えるか4000未満、のうちの2項目以上が当てはまれば全身性炎症反応症候群です。
意味不明の言動がみられ、皮膚のあちこちに青あざができたりして出血しやすくなり、胃潰瘍からの出血を起こすというような多臓器不全の兆候が現れます。
このような症状が現れると、複数の臓器で機能不全が現れて多臓器不全になり、特に肺機能の不全は発症しやすく、治療が困難であるといわれています。
目立った傷のない低温火傷でも感染症になる可能もあり、感染症にならないようにする為には傷口を清潔に保つ必要があり、患部をガーゼなど覆い傷を潰さないように注意しましょう。
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