やけど(火傷)に注意

やけど(火傷)の二次感染

脱水

重度で広範囲は火傷の場合、火傷箇所に水膨れが出来るとその水泡は体液で出来ている為水泡範囲が広いと脱水症状や脱水症状によるショック症状を引き起こす可能性があります。

脱水症状とは体から排出される水分量が増える事や摂取する水分量の不足によって体内の水分が減り、成人では体重の約60%、小児では体重の約80%以下に体内の水分が減少した状態を言います。

脱水状態には水分が減る純粋水欠乏型と塩分が減る純粋食塩欠乏型の2種類があり、体液量が減少して、循環血液量や栄養、酸素が不足して起こる症状です。

火傷の場合は、純粋水欠乏型で、細胞外液の水分喪失が起こり細胞外液の浸透圧が高くなって細胞内液の水分が浸透圧の高い細胞外液の方に流れて脱水状態となります。

体重の4~6%の水分が失われると点滴などで、水分の補給などの治療が必要です。体内の10%の水分が失われと、意識障害等の症状が現れ、15%の水分が失われると死にいたる可能性があります。

よく火傷の範囲が広いと死亡確率が上がるというのは、人間は皮膚呼吸しているので、皮膚から酸素を摂りこめない事が原因であるといわれていますが、人の呼吸は肺で行われ皮膚は呼吸をしていないので皮膚呼吸が出来ずに死に至るという事はありません。金粉を全身にぬって長時間過ごすと死ぬと言われているも迷信です。

重度の火傷の脱水症状によるショック症状は、毛細血管の浸透性が亢進して血漿が組織へ流出してしまい、細胞外液が致命的に不足し、循環血液量が不足する熱傷性ショックで、体の2/3に水泡が出来るとショック死する可能性が高まると言われています。

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