

子どもの火傷は、大人に比べ体が小さい為全体からの火傷の範囲の割あいが広くなる事や、皮膚が角質層の出来上がっている大人に比べて薄いため、大人と同じ原因、範囲の火傷でも重症化する傾向があります。
ヤカンやアイロンに注意していても、炊飯器や電気ジャーポットなどから出る蒸気が子どもの興味を引き、蒸気で大火傷になる事が少なくありません。
火傷は予防しようと思えば、出来る疾患なので小さな子供が家にいるときは大人が十分注意して危険因子を排除しておく必要があります。
年代別の火傷の件数の割合は、0~9歳までの子どもが全年代の半分を占めており、その内の半数が0~1歳の子供です。これら子どもが火傷にあう場所の80%が自宅で、熱い食べ物をひっくり返しての火傷が最も多く、次いで冬場のストーブがあり、3番目に多いのは意外にも電気ジャーの蒸気です。
大人では近寄らないような危険なものも子どもにとっては興味の対象となりえるので、危険と思われるものは子どもの手の届かないところに置き、ストーブ等の周りは柵や囲いをしっかりとつけ、食事中も注意をくばり食器などは倒れにくい安定性の優れたものを使用し、子どもを抱くときも周囲に鍋や食器がないか安全を確認して、あやしてあげましょう。
また冬場に風邪をひかないようにと、床暖房や電気カーペットをつけっぱなしにして寝る事で低温火傷になる事が増えています。
暖房器具はタイマー等を使用し、毛布や衣類で暖をとってあげましょう。
またカイロは子どもは大人に比べて感覚が鈍く、低温火傷になっても気づかずに持ち続けている事があるので、なるべく持たせないようにして、危険を排除しましょう。
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