やけど(火傷)に注意

やけど(火傷)の原因

電撃熱傷

電気による損傷は、故障した家電製品や電線に誤って接触する事で起こり、落雷が原因で起こる場合もあります。

電撃熱傷の程度は、非常に軽微なものから死に至る症状まで様々あり電流の強さや種類、電流が体内を通った経路や流れていた時間の長さ、電気抵抗等で重症度が変わります。

電流の強さは電圧(V)で表されますが高電圧は低電圧より重度の障害を起こし、特に高電圧によって筋肉に重度の火傷を負うと、横紋筋という筋肉組織が破壊され血中に化学物質が放出されて腎臓に障害が起こる横紋筋融解症になり筋力の低下や赤褐色尿等の症状が現れます。

電気抵抗は電気の流れを妨げる力です。体の電気抵抗の大部分は皮膚に集中しています。皮膚が厚いほど損傷は局所的になり、皮膚の火傷だけですみます。

電気による皮膚の火傷は、幼児が延長コードを舐めたり噛んだりして口や唇に火傷を負う事もあり、こうしたやけどは顔の変形を引き起こし、歯、あご、顔の成長に障害を起こす可能性があり、火傷の患部が上皮化後、かさぶたが落ちる際に唇の動脈から大量の出血が起こる危険もあります。

成人の電気熱傷の程度は、外見ではわかりにくいため、詳しく調べる必要があります。

軽度の皮膚の火傷の場合は、家庭で軟膏と滅菌包帯等を用いて治療が可能ですが、重度の皮膚の火傷の場合は病院か、専門施設で入院治療を受ける必要があります。

電撃熱傷の場合、電流の衝撃で意識を失っている場合や動悸や息切れ等の心臓の障害の徴候や重篤な症状がみられる場合は、12時間以内に入院させる必要があります。

また幼児が延長コードを噛んだりしたことで受傷した場合、火傷を専門とする外科医の他に矯正歯科医、口腔外科医の継続的な専門治療を受ける必要があります。

スポンサードリンク